「今、再びの台湾」(下)
「今、再びの台湾」(中)
この日が最後の運転ということで、運転予定が公開されておりそれ目掛けて行動した。
この自強號はICカードでも乗れるが、記念ということもあり切符を購入。
やはりサクッと乗って戻れる範囲でということで桃園まで。66台湾ドルで、クレジットカードを使ってみたら後程来た請求では240円だった。びっくりするほど安い!
さて、何やら団体でこみ合う台北車站。
その列車はやって来た。
そして集まる鉄道ファン。
ざっと5-10人くらいか。日本だともっと群がってそうだな。
さて車内へ。意外かもしれないが中は至って普通だった。装飾は外だけらしい。
およそ30分で桃園に到着。周りの乗客が大体立ち上がって出口に向かっていく。
この列車は高雄まで4時間くらいかかって走るのだが、意外と短距離で降りていくものだと思った。
ここ桃園にもファンの姿があった。5人くらいだったかな。
地上部を走る捷運の写真を撮るのも兼ねて北投温泉にも行った。
これは最近出来た昔の駅舎の復元だったらしい。
2日目。この日は七堵へ。
ここには車庫があり、ここには昔の自強號EMU100がいるようだということで足を運んだ。
確かに居るのがわかるものの、こんな状態であった。
近くには筥光號と復興號用の客車が並べてあった。
感心しながらシャッターを切った。
普通の色のPP自強號。偶々だが前の日乗ったのと同じ時間の列車である。
なお日光詣カラーは編成をばらされて装飾の解除をしようとして居るのが、道中の車窓から見えた。
「今、再びの台湾」(上)
また台湾に行ってきた。
前回行ってからそう間もないうちにまた行きたいという思いが沸いて沸いて、さてどうやって行ったものかとずーっと思案していた。
そんな中、開業延期を延々と繰り返していた桃園空港と台北を結ぶ鉄道がようやく開業したとの知らせが入った。
国内でも初めて行くところでバスにはあまり乗りたくないし異国なら尚更だ。鉄道であれば煩わしさもなかろう。
それに、小松空港からの台北行きが期間限定で大型の飛行機があてがわれたり、臨時収入が転がり込んできたりと実行に移すには追い風ばかり吹く状況。ここは一発行くっきゃない!!
ということで実行した次第。
下調べは進めていたものの航空券を予約したのは当日の仕事の昼休みに行い、それから仕事をマッハで片付け定時に上がり、空港まで車を飛ばした。
もともと時間余裕がそこまでないのも躊躇っていた原因であったのだが、何とか出発1時間と15分前に到着し無事チェックイン。
ちなみにこの待ち時間にやっていたのはホテルの予約であった。相当強引な気がした。
まあともあれチェックインできればこっちのもの。
初めて行く国際線の待合室に大手を振って入る。
そこで本来いるはずの飛行機が… いない。
フライトレーダーで様子を見ると、未だに若狭湾あたりを飛んでいた。遅延である。
何のために必死こいて急いできたんだ!
と怒っても仕方ない。時々様子を見つつひたすら待った。
結局姿を現したのは本来出発する7時半ごろになってからだった。
全員降りてから乗れるようになって、さらに搭乗の順序が後の方だったので機内に入ったのは8時近くになってからであった。
今日の機体はA330-300である。
初めて乗る機種だが中は広いし個別のエンタメはあるし万々歳。
窓際ではないとはいえ中側の一列を占領出来てたいへんよろしい。
離陸してしばらく。やたらと上下方向に揺れる。気分はさながらジェットコースターだ
ろうか。
揺れが落ち着いたころ、食事が配膳されてきた。
どうやら成田線とは違って皆同じものが出てくるようだ。ちなみに豚肉飯。味はなかなか。
テキトーにビデオを見てたら台北への着陸に入った。
30分以上の遅れを10分少々まで縮めていた。なかなか。
散々延期を繰り返した桃園機場捷運で台北へ。
乗る前には前回買わなかった悠遊卡を券売機で購入。現地に着くまで販売有無がはっきりしなかったが、普通に売っていた。
電車で一本というのは便利でよろしい。
台北に着いた時にはもう真夜中であった。
昼間仕事をしていて夜に異国にいるとはにわかに信じられない。
投宿して部屋に入ってもコーフンしていた。
台北の朝は遅い…
なんだかんだ言ってちっとも眠れず、ネットサーフしていたところ見つけた見どころのために朝早く、5時半過ぎにホテルを出て台北車站に向かった。
あさイチの西部幹線の区間車。思ったり乗っているなー などと思った。
降りたのは樹林。
目的のハローキティのタロコ号。
たまたま運行スケジュールを発見したので見に行ってみた。ついでに乗ってみた。
なお樹林の切符売り場できっぷを求めたら、係のおばちゃんから日本人の鉄道好きと見抜かれてしまった。
車内もキティ尽くし。すげえ。
試しに乗る程度であるから、降りたのは松山。
以降、後半に続く。