台湾に行こうよ(2)
翌朝。
前の日のこともあったのであまり期待していなかったものの、まあ試しということで、EMU300の運転のはずの自強109次に間に合うよう出かける。
浮洲という駅のホーム端からカメラをセットししばし待機。
朝ラッシュということで列車の往来は頻繁。12両編成の区間車なども見れた。
そして…
お目当てのEMU300が確かにやってきた。やったね。
走っていった。
乗れなかったのは残念だが、もう見れただけで目的達成とすべきであろう。
この後は中正祈念堂を散策したり、公館の台湾的店という書店で鐡道関連の本を買いに行ったりした。
入国から出国まで約24時間。
あっという間とは言え色々やりたいことはできた気がする。
帰りもA321。
機体番号を見て「おや?」と思ったが、前日乗ったのと一番違いだった。
隣のスポットに昨日乗ったのがいた。
どうやら関空往復の後小松往復というルーチンのようだ。
席は結構埋まっており、隣と通路側にも利用者がいた。
以前と違いどうも日本人が多いようだ。
さて離陸。
浮かび上がってすぐ、眼下に見えたのは先程空港まで利用した捷運の車庫であった。
のちに雲を抜け雲海の上を飛行してゆく。
今回のお食事。白身魚のフライであった。
食事をし、免税品を受け取ったり何だりしているとそろそろ到着という段になる。
いつものことだけれど、台湾の場合行きはなかなかつかないけれど帰りはそうでもない。
近くの客は落ちずに済んだとか言うが、個人的にはそれより引き返したとか欠航になったとかのほうがよほど現実的に怖い。
「海外旅行に行ってて帰れなくなって欠勤しま〜す」なんて言えたもんじゃないし。
飛行機から最後の方に降りたのだけれど、入国も税関も何も言われず、あっという間に外へ。
やりたいことを明確にして、限られた滞在時間を過ごしたわけだが、ほぼほぼ達成できて満足している。行ってよかった。
特にネット環境の構築に成功したことにより、地図を見ながら目的地に向かうとういうことが容易になった。
以前はそこらへんで無駄に時間を食ったりしたこともあったもので。
さて。3度あることはまたあるのだろうか。