台湾に行こうよ(1)
2018年3月、三たび台湾に行ってきました。
今回の目的は主に三つ。
・EMU300に乗る&撮る
・鉄道模型を買いにゆく
・ネット環境の構築に挑戦
EMU300というのは昔の自強號で、今は何故か1日1往復だけ走っている車輌。
前回はさらに古いEMU100にフラれたので、それならまだ現役の車輌がいいよね、と思った次第。
模型は前回ディスプレイ用モデルを買ったが、今度はしっかり編成になって動くのを買いたいということ。
ネットについては、今まで上手く行っていなかったために町歩きに支障を来したという事で。
自前でルーターを用意し、前韓国に行ったときには接続に成功したが、台湾では如何に?
以上の目的は早い時期から決まっていたものの、問題は航空券の手配だった。
翌月の予定が出ると同時に空席を問い合わせるものの、なかなか都合よく予約がとれない。
チェックインの前に、台湾の中華電信のsimカードが空港で売っているのでここで調達。
先客のルーターレンタルに時間がかかっており、チェックインカウンターに辿り着いたときはちょうど1時間前、モロにお客様のお呼びだしを食らってしまった。
以前申請してあった自動ゲートから出国し、パスポートへの押印を依頼する。
よく見れば、毎回違う空港から出国していた。次は中部か富山か???
このBR177便は時折大型化されるようだが、今日の機材はA321。
個別モニターがないのは何とかならんのか、と思う。手持ちのタブレットに映画を用意しておいた。
僕の席の隣は空いていたが通路側には客あり。なかなか盛況である。
今日の機内食。牛肉料理一択だった。かなり辛かった。
厚い雲を抜け台湾桃園機場に着陸。どんよりとした空模様である。
さっき買ったsimを差したルーターを起動するとネット接続に成功し小喜び。安心して歩き回れることが約束された。
飛行機が20分ほど遅れて1時半頃着いた。できれば2時発の捷運に乗りたいと急ぎ入国審査へ…
着いた頃には大人気サークル入国審査が形成されていた。しかも進みがなんだか遅い。
ネットして暇が使えるのは大変助かったが、結局通過に30分要し、捷運には間に合わなかった。
2時30分の捷運で、高鐵の駅に移動する。
まずはEMU300に乗るために南下をする。
各種列車時刻を調べた結果、彰化、竹南、新竹の各駅から乗るのが便が良さそうとわかり、乗り換えを見ておいた。
実際のところは、桃園機場2時発の捷運に乗れなかった為に彰化には行けず、竹南から乗ることとした。
高鐵に2駅乗り、苗栗より台鐵の豊富に移動して区間車で竹南に至る。
高鐵苗栗と台鐵豊富の駅前は見事になにもない所であった。聳える高鐵の駅ばかり立派だった
ようやく竹南に着いた。
構内にいたEMU400形。
現役を退いているものの、なぜかここに置かれている。
他のところにもいるのを見たし、用済みでも処分しないのは何かあるのだろうか?
窓口に台鐵アプリの指定席予約画面とパスポートを出して切符を受け取ってから振り返ってみれば指定席券売機があってなにも喋らずとも受け取りできたのと、弁当売場で中国語の弁当の単語を度忘れしたりしたものの、いよいよ列車の到着である。
ホームの端でカメラを構え待っていると…!!
お前じゃない!
とはいえ確かにこれは自強130次であった。しかし何故?
なにせ古い車輌故、事故をきっかけに運用離脱ということも予想していた。しかし予備の編成くらいあるだろうから、全部使えないのでなければ走っているでしょ、という意見もあった。
まあ、その後の確かな情報は全く無い状態で来たわけだが。
ともかく自強130次に乗り込む。
席で弁当を食べようとすると、テーブルがないのでやや不便である。
乗っていて、一体何しにここまで来たんだかと思わずにはいられなかった。困ったものである。
ともあれ台北の一個次の松山まで乗車した。
ここで、DR2700とDR3100の模型を購入した。
日本以上に値段が張るのでカード決済したのだが、JCBでも大丈夫のようだ。
後に来た請求によればおよそ4万円であった。
東方模型からは来た道ではなく、別の方向から松山空港へと歩いた。
こちらも15分位で着いた。
松山空港には乗りもしないのに毎度足を運んでいるのだが、ここでは飛行機グッズショップに立ち寄った。
中文の航空雑誌を買ってみたりした。
このあとは捷運を乗り継ぎ西門町付近の宿へ。
近くだったのでアニメイトにも行ったのだが、台湾の趣味の店は結構遅い時間までやっているという印象を受けた。